2021年2月23日、中国・上海市で「2021年世界移動大会・上海(Mobile World Congress Shanghai、略称MWC)」が開幕した。この大会は、世界最大規模の移動通信関連の展示会と、移動通信事業者や通信機器メーカー、コンテンツ会社、サービスプロバイダーの経営責任者が出席するカンファレンスを複合したイベントで、「移動通信業界の祭典」とも言われる。MWCは、20年はスペイン・バルセロナ、上海、米国・ロサンゼルスの3都市での開催を予定したが、新型コロナウイルスの影響で全て中止に追い込まれた。2年ぶりとなる今大会は、主催者発表によると会期の3日間で2万5000人のオンサイト参加(来場者)と17万5000人のオンライン参加、合わせて20万人が集い、「予想外でドラマチックな成果」をあげたという。中国は、コロナウイルス感染拡大を抑えて経済活動を再開、プラス成長に回帰し、その原動力の一つでもある通信業界の5G展開は世界からも注目されている。今大会はそれらを背景に開かれ、中国のデジタル経済の進展ぶりが世界に大きくアピールされた。本稿では、中国の最新ICTによる社会変化の一部を紹介したい。 /// 続きは本誌ご参照
Team E-Kansai(「関西・アジア環境・省エネビジネス交流推進フォーラム」の略称)は、関西企業の環境・省エネビジネスのアジア展開を支援するとともに、現地との持続的なビジネス連携のためのネットワーク構築を通じ、関西とアジアの関係強化を図ることを目的に設立された。中国、タイ、ベトナム、インドネシアを重点国として、相手国の政府機関や業界団体との関係を構築しながら、国内外でのセミナー・商談会の開催、展示会の出展やプロジェクト組成支援に取り組んでおり、以下にその活動概要を紹介させていただく。 /// 続きは本誌ご参照