日中経協ジャーナル。

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□ よくある質問と答え

2007年2月号(通巻157号) / 1冊16記事 を表示しています。

  2007年2月号(通巻157号) 2007年2月号(通巻157号)表紙

お知らせ・その他
日中経済協会千速晃会長は、一月二十二日、死去されました。謹んでお知らせ申し上げます。1
日中経済協会
千速会長は、日中関係が難しい局面にあった二〇〇五年七月に第五代会長に就任されました。歴史を常に省み、近隣諸国と友好を重ね、その上で共に発展することが大切であるとの信念の下、この一年半、特に省エネルギー・環境保護分野での交流推進を核に、日中の信頼関係再構築に力を尽くされました。日中関係が好転し始めた今、これからと言うときに、突然の悲報となりました。 /// 続きは本誌ご参照
スペシャルレポート   中国農業の地殻変動
零落する農村経済を救えるか4
小島麗逸  大東文化大学名誉教授
中国の高度成長は本年で28年目に入り、日本の18年間を更新し続けている。外からみると中国の躍進はすばらしいの一語に尽きる。しかし、内をみると矛盾累々。特に農村問題は深刻で、2005年だけで全国で発生した集団抗議事件は8万2000件を超えた。1町村当たり2・4回にもなる。その3分の2は農地収用と環境汚染がらみである。06年に打ち出された新農村建設計画で救えるだろうか。 /// 続きは本誌ご参照
3年連続の輸入超過―輸出拡大目指す中国農産物貿易9
高島竜祐  日中経済協会北京事務所長
2006年1~10月、中国の農産品輸出額は245・7億米ドル(前年同期比12・7%増)、輸入額は265・8億米ドル(同13・4%増)となった。通年でもこの増加傾向は変わらないと思われ、農産物は輸出が伸びた一方で、経済成長に伴って輸入も伸び、結果として3年連続の輸入超過の年になると見られる。 /// 続きは本誌ご参照
北海道の味を中国へ―地方自治体の農産物対中輸出促進への取組み13
高島竜祐  日中経済協会北京事務所長
日中農産物貿易は恒常的に日本側の大幅輸入超過だが、最近、日本は農林水産省を先頭に、官民挙げて中国への農産物輸出の拡大に取り組んでいる。日本の農産物は、価格は高くてもその安全性と品質の高さで、豊かになった中国の都市部の消費者にも受け入れられる余地は十分あるようだ。日本食レストランや贈答用の需要増加を受けて日本の対中農産物輸出は増加傾向にあり、コメの輸出についても政府間の協議が行われている。 /// 続きは本誌ご参照
「温飽」以上、「小康」未満―2つの村で見た人と暮らし14
山本祐子  日中経済協会調査部課長
統計数字からはイメージしにくい、現実の農村の暮らしはどうなっているのだろうか。一例として、最近訪れた北と南の2つの農村のケースを紹介したい。取り上げるのは、黒龍江省黒河市の車陸村と江蘇省塩城市の龍海村。2村とも「温飽」レベルはクリアしたが「小康」レベルには届かないという生活水準はほぼ同じである。異なるのは今の生活水準を前者は農業だけで達成しているが、後者は農業以外の収入で維持していることだ。その違いは1人当たり耕地面積の大小が決定している。 /// 続きは本誌ご参照
日本の技術で中国に「明るい農村」―三農問題解決に向けたアサヒビールの新ビジネスモデル22
山本祐子  日中経済協会調査部課長
山東省で、日本企業が中国の農業経営に新しいモデルを示しつつある。昨年5月にアサヒビール、住友化学、伊藤忠商事の3社が立ち上げた山東朝日緑源農業高新技術有限公司。青島の北に位置する莱陽市に約100haの農地を賃借し、地元農民と共にレタスやスイートコーンなどの野菜栽培(露地)、イチゴなどの果実栽培(温室)、酪農(乳牛)を行う。 /// 続きは本誌ご参照
現地便り
食とサービスの向上著しい上海23
古谷純子  日中経済協会上海事務所所長代理
すこし古い数字だが、2005年末の上海進出企業数は5,060社(上海市工商行政管理局発表)、在留邦人は約4万人(在上海日本国総領事館の統計)。短期出張者などを含めるとスポット的には5万人ないしは10万人の日本人が常時、上海に滞在しているようだ。上海日本商工クラブには、06年9月30日現在で1,714社の法人会員が登録されており、既にバンコクを抜き世界最大規模となった。 /// 続きは本誌ご参照
TOPICS
東アジア発展のカギを握る日本、中国、韓国の協調体制24
手島茂樹  二松学舎大学教授大学院国際政治経済学研究科長
2006年12月2日、日中経済協会と二松学舎大学は共催で、日本貿易振興機構・台湾貿易センター・交流協会・海外投融資情報財団・光洋物産の後援のもとに、「日本と東アジアの対話―東アジア・トライアングル(日・中・韓)のダイナミズムと中国市場を機軸とした関係強化について」と題する国際シンポジウムを開催した。当日会場には、ビジネスマン・研究者・学生等合計300人が参集し、会場からの質問も多く出て、盛況のうちに終始した。 /// 続きは本誌ご参照
中国ビジネス最前線
注目の地域:南京8年28
井上邦彦  新日本工機(南京有限公司)董事・副総経理
各種工作機械製品製造、その関連ソフト技術などを持つ新日本工機株式会社(本社・大阪市)は8年前、江蘇省の省都南京に独資の新日本工機(南京)有限公司を設立、現在まで活発な現地事業を営み、好成績を収めている。2年前旧東海銀行から同社に転籍した副総経理の井上邦彦氏が南京出向が決まった時から今日までを振りかえりながら、南京での事業、また南京出向で知り得た様々なエピソードを語った。 /// 続きは本誌ご参照
CHINA TREND CHECK
四川省の東部外資系企業誘致作戦230
何怡  日中経済協会成都事務所
東部外資系企業誘致のための四川省政府の研究成果について、1月号では全体の投資の流れの中で、四川省の優位性を紹介した。今回は企業誘致の基本的立場と誘致のための提言を紹介する。 /// 続きは本誌ご参照
中国ビジネスQ&A
加工貿易の現状と今後の展望34
池上隆介  池上事務所代表
2006年11月から多くの原材料・製品が加工貿易禁止品目に指定されたということですが、その内容と背景について説明してください。/では、加工貿易制度は今後、どのように変わっていくのでしょうか。また、それによって、加工貿易を行っている企業はどういう影響を受けるでしょうか。 /// 続きは本誌ご参照
制度情報
上海市で公布された地方法規及び政府通達の最新情況(2006年8~12月現在)36
日中経済協会
上海市建設工事契約登記備案工作の改正に関する通知/輸出貨物の税金還付と免税問題に関する通知/貨物輸送企業納税申告管理の強化関する通知/インターネット・カフェバーのチェーン経営企業の規範と発展に関する通知/上海市小企業安全生産分級管理監督弁法(試行)/アパレル生産企業の広告費支出と企業所得税の納税前の控除基準に関する通知/区域性/業界性集団協商を展開する作業に関する意見/上海市で実施する職業資格の業務参画許可制度に関する実施意見/外国医師の短期滞在による医療従事の管理に関する通知/上海証券取引所上場企業株主総会ネット投票実施細則/上海市・外資銀行突発事件報告制度/外商投資商業企業に対する登記管轄権の委譲に関する通知/上海市・銀行業界における人民元の銀行決算口座管理制度を一段と厳格に執行する事項に関する通知/上海市・企業が実施する不定労働時間制および総合労働時間制の審査認可に関する通知/中日コンテナ貨物航路と市場の監督管理の強化に関する通知/外商投資項目・国産設備の購入に伴う税金還付の管理試行弁法に関する通知 /// 続きは本誌ご参照
情報クリップ
2006年12月38
日中経済協会
北京市発展改革委員会中小企業処一行を受け入れ/日中省エネルギー・環境ビジネス推進協議会が発足 /// 続きは本誌ご参照
東北コーナー   大連の経済発展を支える日本企業
大連から北東アジア経済圏へ39
井上隆  朝陽貿易株式会社代表取締役副社長、前三井物産(大連)有限公司総経理
社会主義経済体制の中で、一時は経済の優等生とまでいわれた遼寧省だが、この遼寧省を始めとする東北地方の大型国有企業が市場経済、中でもWTO加盟後の競争社会で立ち行かなくなり、抜本的対策をとらざるを得ない状態に陥っていた。そこで、中国政府は03年10月に「中国東北地方の旧工業基地振興政策」を打出し、国家予算を大規模に投入し、東北地方の古い国有企業をリストラする一方、外資導入による開発、雇用創出、輸出拡大を図り、華南、華東地区などの沿海部との格差是正を図ることとした。 /// 続きは本誌ご参照
日系企業は大連の最大の貿易投資パートナー41
鈴木彰文  三菱UFJリサーチ&コンサルティング国際事業本部海外アドバイザリー事業部長、前東京三菱銀行大連支店副支店長
01年夏から約3年半、大連支店で副支店長として勤務した。現在は三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社海外事業アドバイザリー事業部で、企業の中国への進出や製販現地法人設立、事業の再編・撤退、業務監査等に関するコンサルティング事業に携わっている。駐在中は主に企業の中国進出のサポートだったが、最近ではそれに加え、進出後の事業展開、撤退など、企業の動向に合わせ、業務内容もバラエティーに富み、様変わりしている。また、以前は中国案件が相談の6~7割を占めていたが、最近ではASEAN、特にベトナムへの進出相談が多い。 /// 続きは本誌ご参照
東北コーナー
JCNDA NEWS 2006年12月の日中東北開発協会の活動から42
日中東北開発協会
日本海横断航路開設に向けたセミナー開催/遼寧省李副省長一行との夕食懇談会開催/遼寧省造船代表団一行来会 /// 続きは本誌ご参照

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