日中経協ジャーナル。

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2013年11月号(通巻238号) / 1冊12記事 を表示しています。

  2013年11月号(通巻238号) 2013年11月号(通巻238号)表紙

巻頭言・挨拶
これからの日中経済の発展と民間交流1
西田厚聰  日中経済協会副会長、株式会社東芝取締役会長
これまでにない記録的な暑い夏を向かえた2013年も後半となり、日本が推し進める経済再生に日本企業の期待も大いに高まりつつあります。今年8月には、日中平和友好条約締結から35周年を迎えましたが、昨年秋以来、残念ながら日中関係は厳しい局面を迎えたままです。 /// 続きは本誌ご参照
スペシャルレポート   国有企業改革と産業構造高度化
国進民退から戦略的調整へ再転換するのか?―リスタートした国有企業改革2
渡邉真理子  学習院大学経済学部教授
李克強首相は9月に、大連での演説で安定成長を目指して国有企業改革などの構造改革を進めていくと表明した。また、構造改革の一環として、これまで国有企業が独占してきた石油、金融、通信などの分野に民間資金を引き入れ、市場の力を活用すると強調した。「国進民退」から「国退民進」へ、実現の可能性はいかに? /// 続きは本誌ご参照
中国産業高度化の課題と展望―グローバル市場での挑戦8
後藤康浩  日本経済新聞社編集局産業部兼アジア部編集委員
中国は改革開放政策を開始して以来、年率平均9%以上の高速成長を続けてきた。しかし、2011年半ばから目立ち始めた成長鈍化は従来の循環型の景気後退ではなく、構造的な変化をうかがわせている。中国の産業発展を支えた安い人件費と豊富な労働力という人的資源の優位性は消滅し、人民元高、インフラや土地などのコスト上昇が競争力を低下させている。道路、鉄道、空港などインフラ建設によって有効需要を創出し、既存の成熟産業を支えるという政策を繰り返しているだけだ。電機・電子、自動車、環境などの分野ではハイテク分野を強化する動きもあるが、技術よりも価格競争力に頼る傾向は変わらない。中国の産業高度化には大きな壁が立ちはだかっている。 /// 続きは本誌ご参照
東北旧工業基地振興にみる国有企業改革の実態12
朱永浩  公益財団法人環日本海経済研究所研究主任
遼寧省、吉林省、黒龍江省からなる中国東北地域の面積は78.7万平方キロメートルと日本の2倍に達し、人口は1億966万人(2011年末)を数える。近年、この地域に的を絞った経済開発戦略が中国政府によって相次いで打ち出されているが、その契機となったのは、03年に始動した「東北地区等旧工業基地振興戦略」(以下、東北旧工業基地振興)である。この戦略の実現に向けて具体的な施策が実施される中、全国有数の国有企業の集積地であるが故に、東北地域の国有企業改革は緊要な課題の一つとして注目されている。 /// 続きは本誌ご参照
日中関係アーカイブシリーズ   日中関係―その時と私
第18回:昭和電工と中国との長い付き合い―肥料貿易と石油化学での協力16
大橋光夫  日中経済協会副会長、昭和電工株式会社相談役
昭和電工における中国との歴史を紐解くと、戦後のビジネスは、中国における食料増産に寄与するため、化学肥料の輸出から始まりました。広州交易会での商談にも早くから参加していました。私の三代前の社長の鈴木治雄さんから聞いた話ですが、当時は文革の最中で、香港から広州へは、深圳河の手前で汽車を降り、それから徒歩で深圳に渡って入国するしかなかった。肥料商談は中国の公司からいつお呼びがかかるか分からず、一週間くらい留め置かれて、その間に「読め」と言われて毛沢東語録を渡されたり、ホテルの窓を開けると外では大勢の紅衛兵が騒いだり、革命歌を唱ったりしている、そういう時代だったそうです。鈴木社長は、副社長時代の65年に日中化学肥料貿易交渉団の団長として何度も北京に行っており、LT貿易創設者である廖承志さんにもお会いしています。戦後の昭和電工の中国ビジネスは、まさにそこから始まっています。 /// 続きは本誌ご参照
インタビュー・座談会・講演録
中国企業市民の素顔:顧客中心とチャレンジ精神で日本社会の変革に融合20
閻力大  華為技術日本株式会社社長
2005年の設立以来、日本社会への融合に奮闘してきたファーウェイ・ジャパンの閻社長に、設立当時をふりかえりながら今後の展望について話を聞いた。 /// 続きは本誌ご参照
TOPICS
中国のシルバー産業発展の方向性と課題24
今村健二  日中経済協会関西本部事務局長
中国におけるシルバー産業の規模は、社会の高齢化とともに拡大しており、ここにきて政府が同産業の発展の方向性を明確に示した。外資を含めた民間資本の導入を奨励する中で、特に日本が培ってきた経験やノウハウに期待を寄せているが、構造的に収益モデルが見通しにくい市場とも言われている。9月初旬、中国の政府・団体・企業等による取り組みの現状と課題を把握し、今後のビジネス展開につながるヒントを探るため北京と大連を訪れた。その結果をレポートする。 /// 続きは本誌ご参照
CHINA TREND CHECK
日本アニメ、キャラクター文化更なる深化へ26
横山達也  日中経済協会上海事務所長
上海市で11月から、日本の人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン(EVA)」をテーマにした展示会「EVA新世紀福音戦士大展」が開催される。中国における日本アニメの展示会としては過去最大規模で開かれる予定で、主催者によると来場者はおよそ20万人を見込んでいる。日中の国交が正常化して以降、日本の漫画やテレビドラマ、映画などは、多くの中国の人たちに日本語や日本の文化に関心を寄せる機会を提供してきた。現在、日系企業で働く多くの中国人も、その影響を受けて日本語を学習したという人が圧倒的に多い。インターネットの普及した今日でも、アニメを始めとした日本のキャラクターは、多くの若者に受け入れられているだけでなく、関連商品の開発や観光客誘致など新たなビジネスにも発展している。 /// 続きは本誌ご参照
現地便り
公的消費制限の影響、高級月餅市場に打撃、ダフ屋にも波及29
卞静  日中経済協会上海事務所
中国四大伝統祭りの一つである中秋節の1カ月前に、中秋節に欠かせない月餅はすでに登場した。昔から中国では、中秋節に家族揃って、月を礼拝した後、月餅を月と見立てて食べる習慣がある。子供の頃、中秋節の夜に家族の年長者が月餅を家族の人数分に切り、みんなで一人一切れずつ食べたことを今も覚えている。今では、丸い形の月餅が家族円満を象徴することから、家族団らんの願いを込めて、家族や友人にプレゼントする習慣へと変化した。特にビジネス上の付き合いで見栄えのよい月餅を贈ることは欠かせない。しかし、高級な素材に凝った月餅に高価なお茶、洋酒などをセットにしたり、月餅を金や銀で作られた容器に入れたり、現金や金券の封筒を月餅箱に詰めたりするなど、贈答と賄賂の区別がつきにくいケースは少なくない。 /// 続きは本誌ご参照
中国ビジネスQ&A
中国(上海)自由貿易試験区について30
村尾龍雄/田中良和/藤田直佑  弁護士法人キャスト弁護士
新たに開設された中国(上海)自由貿易試験区とはどのようなものですか。開設に至った政治的な背景と共に、その概要について教えてください。 /// 続きは本誌ご参照
情報クリップ
2013年9月32
日中経済協会
大気改善設備技術交流ミッション訪中/山東省グリーン建築訪日代表を受入/湖北省黄石市張家勝副書記一行を受入 /// 続きは本誌ご参照
東北コーナー
JCNDA NEWS 2013年9月の日中東北開発協会の活動から32
日中東北開発協会
大連金州新区経済貿易局佟副局長一行来会 /// 続きは本誌ご参照

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