日中経協ジャーナル。

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□ よくある質問と答え

2012年11月号(通巻226号) / 1冊16記事 を表示しています。

  2012年11月号(通巻226号) 2012年11月号(通巻226号)表紙

巻頭言・挨拶
日中友好7団体等の訪中に参加して1
岡本巖  日中経済協会理事長
9月27日、当初予定されていた日中国交回復40周年記念式典が延期され、代わって、中日友好協会(会長・唐家璇元国務委員)の招きで日中友好7団体の会長、理事長および中国の古い友人が訪中し、中国政治協商会議賈慶林主席との会見、引き続き唐家璇会長との会見および招宴が行われた。当日、管制事情により日本発の離陸許可が大幅に遅れたため、途中からの参加となったが、他の日本側参加者からうかがったところを含め、会見の模様を以下に紹介する。 /// 続きは本誌ご参照
提言   緊急提言
日中友好の大局に立ち不正常な事態の早期打開を4
21世紀日中関係展望委員会
21世紀日中関係展望委員会は、今年9 月初旬、国交正常化40 周年を迎えて日中両国が目指すべき指針として「世界に貢献する新たな日中関係の構築―日中韓FTA の早期成立と戦略的互恵関係の深化―」と題する提言書を発表した。その中で我々は、「日中両国は、相互依存関係の深化に伴い時として摩擦も生起するが、今後はより一層成熟した相互理解の基盤をつくり、世界から信頼される日中関係を構築することが肝要」であることを強調した。しかしながら、提言発表後、この記念すべき年であるにも関わらず、尖閣諸島をめぐる外交上の問題が発生し、日中関係はかつてない厳しい困難に直面するに至っている。当委員会は、今日の事態を深刻に受け止め、日中友好の大局に立ち、事態の早急な改善を図るべきであるとの立場から、日中両国政府をはじめとする関係者に対し、緊急提言を行うものである。 /// 続きは本誌ご参照
スペシャルレポート   中国ビジネスの今後
現下の日中情勢を受けて、日本経済界は何をすべきか6
田村暁彦  日中経済協会北京事務所長
今般の日中関係の悪化という事態を受けて、日本経済界には日中関係のセカンドチャネルとしての効果的な民間外交が期待される。しかし、日中関係における「黒子」として効果的な役割を担うためには、経済界は、日中間の経済互恵関係の重要性を唱えるだけではなく、バブル崩壊以降の国内政治環境の変化を踏まえ、「包摂性」を旨として日本国内政治にしっかりと関与する必要がある。昨今の嫌中感の蔓延は、我が国国民各層間の利害対立の先鋭化と無関係ではないと考えられるからである。 /// 続きは本誌ご参照
チャイナリスクとしてとらえるべきか?―反日運動による日中経済への影響と今後の対応8
高見澤学  日中経済協会北京事務所所長代理
これまでも何度となく生じてきた中国での反日運動だが、今回は特に落としどころがみえず、両国の経済関係に対する影響も長期化するのではないかとの懸念の声も聞こえる。反日デモの一部の過激な行動によって深刻な被害を受けた日系企業もあるが、これが一般的だと思われることで、反日運動自体がチャイナリスクととらえられる危険性も排除できない。 /// 続きは本誌ご参照
バリケードは取れたが―推移見守る邦人たち12
横山達也  日中経済協会上海事務所長
「困りましたねえ」。今、現地に在住する日本人が会話の中でもっとも使う言葉の一つではないだろうか。9月18日には1万7000人が抗議活動に参加したという上海市。およそ1カ月が過ぎ、一時期と比較して日常生活は平穏を取り戻しつつある。企業の被った直接的な被害や、事業活動への影響は別稿に示されているとおりで、その回復に向けた努力も続けられている。上海総領事館の周囲を取り囲んでいたバリケード(障害物)も10月初旬の国慶節が明けると撤去された。しかしながら、ビジネスや生活を取り巻く物理的・心理的なバリケードは撤去されたとは言い難い。 /// 続きは本誌ご参照
重慶市市長国際経済顧問会議について13
林千野  双日株式会社海外業務部中国デスクリーダー
去る9月23日、重慶市に於いて黄奇帆市長主催の「重慶市市長国際経済顧問会議」が開催された。顧問の一人として初参加となった当社・加瀬会長に同行し、事務方として本会議に出席する機会があった。ここでは中国ビジネスに携わってきた一個人として、その感想を述べてみたい。 /// 続きは本誌ご参照
日系企業のビジネスリスクマネジメント14
能瀬徹  華鐘コンサルタントグループ副総経理
今回の尖閣諸島問題をめぐる日本のマスコミ報道を受けて、日本企業の間では、またぞろ「チャイナリスク」議論が熱を帯びて来ている。筆者が現地でお手伝いしている新規プロジェクトについても、同様の理由で日本本社の経営陣から「待った」がかかったものが何件かある。しかし、「チャイナリスク」とは一体どのようなリスクなのであろうか? /// 続きは本誌ご参照
提言   21世紀日中関係展望委員会(第8回)提言書
世界に貢献する新たな日中関係の構築―日中韓FTAの早期成立と戦略的互恵関係の深化18
21世紀日中関係展望委員会
日中経済協会21世紀日中関係展望委員会(福川伸次委員長、全24人)はこのたび、提言書「世界に貢献する新たな日中関係の構築―日中韓FTAの早期成立と戦略的互恵関係の深化―」を取りまとめた。これは委員会が2002年に発足して以来、第8回目の提言書となる。 /// 続きは本誌ご参照
日中関係アーカイブシリーズ   日中関係―その時と私
第7回:日中通商産業行政、経済交流の新潮流22
福川伸次  元通商産業事務次官、地球産業文化研究所顧問、高度技術社会推進協会顧問、日中経済協会評議員
私の中国との関わりは、1974年の日中絹交渉に始まります。当時、農林水産省が生糸の一元輸入を実施して原材料である生糸が高くなり、日本の絹織物業者が苦境に陥り、中国に秩序ある輸出を求めようという政治的な要請がありました。そこで、中国側との交渉を始めるというのが初めて中国を訪れるきっかけでした。当時、通産省の繊維雑貨局長が野口一郎さんで、覚書貿易事務所で中国に勤務をされた中国通でした。同局の通商課長が黒田真、私は繊維製品課長でした。 /// 続きは本誌ご参照
CHINA TREND CHECK
北東アジアの地域協力を感じて―北東アジア投資貿易博覧会・北東アジア商工会国際協力会議の回顧28
黄静婷  日中経済協会北京事務所
先般、第8回中国北東アジア投資貿易博覧会が吉林省長春市において開催された。「平和、和睦、合作、コンセンサス、シェアリング、ウィンウィン」をメインテーマとした当博覧会は、産業・投資・貿易主題の各分科会のほか、観光・文化交流などを含むプログラムが幅広く網羅され、8月21日~9月11日という長い会期で76ものイベントの開催が相次いだ。日中経済協会北京事務所は、展示館の視察や分科会の一つである「北東アジア商工会国際協力会議」への参加等を通して、日本の情報を発信しながら北東アジア諸国および地域協力の情報を収集してきた。 /// 続きは本誌ご参照
TOPICS
「県域経済」は中国の内需を牽引するエンジン30
西槙躍  日中経済協会瀋陽事務所首席代表
内需拡大は中国の至上課題であり、構造調整、格差是正もこれと関わってくる。莫大な農村市場を如何にして活性化し、また、その手掛かりがどこにあるかを確定することは、至難の技であろう。筆者は「県域経済」の側面より、この点を採り上げ、中国側の様々な試みを概観しようと考える。これまでに進出した日本企業が中国で生存し、発展していこうと志向する場合は、内需拡大の波に乗って大都市から「県域」市場まで企業活動の照準を拡大すべきではなかろうか。 /// 続きは本誌ご参照
中国ビジネスQ&A
FTAの概要と戦略的活用34
村尾龍雄/松長隆太/工藤拓人  弁護士法人キャスト弁護士・税理士/弁護士法人キャスト弁護士/弁護士法人キャスト弁護士
日中韓FTAが2012年内に交渉入りすることが決定する等、近年、世界中でFTA締結の動きが目立っています。日本企業にとって、これらのFTAはどのような影響を及ぼしますか。生産拠点の選択をする上で、FTAをどのように活用すればよいですか。 /// 続きは本誌ご参照
現地便り
水害と水不足を解決する古人の知恵37
邵程亮  日中経済協会北京事務所
今年7月21日から22日にかけて、北京では観測を始めた1951年以来最大級の豪雨に見舞われた。市気象台によれば、十数時間降り続けた大雨によって、水量は全市平均で170ミリ、うち都心部では212ミリ、房山をはじめとする郊外の山間地域では460ミリを記録した所もあった。今回の豪雨により、北京市の被災面積は1万4,000平方キロに達し、総面積(約1万6,000平方キロ)の87.5%に及んだ。しかし、都市部には、豪雨の中心地であるにも関わらず、まったくと言っていいほど浸水がなかったことから、特に注目されている場所がある。そこは北海公園の団城である。 /// 続きは本誌ご参照
制度情報
2012年9月の法令から38
北京市大地法律事務所
対外貿易の安定成長を促進することに関する国務院弁公庁の若干意見/企業の技術改造促進に関する国務院の指導意見/中部地区の台頭戦略を大いに促進することに関する国務院の若干意見/廃プラスチックの加工利用による汚染の防止管理に関する規定/積出港税金還付(免税)管理弁法/対外貿易の安定成長を促すことに関する税関総署の若干措置/第三弾指導性判例に関する最高人民法院の通知 /// 続きは本誌ご参照
情報クリップ
2012年9月42
日中経済協会
第32回日中経済知識交流会、瀋陽国際製造業シンポジウム等に岡本理事長が参加/射手矢監事が中国大使館の呂克倹公使を訪問/21世紀日中関係展望委員会第8回提言書と中国ビジネス環境改善要望事項を中国大使館に提出 /// 続きは本誌ご参照
東北コーナー
JCNDA NEWS 2012年9月の日中東北開発協会の活動から42
日中東北開発協会
第8回北東アジア投資貿易博覧会・「日本ビジネスデー」での講演/遼寧省中日友好協会・陳会長一行来会 /// 続きは本誌ご参照

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