日中経協ジャーナル。

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2024年8月号(通巻367号) / 1冊10記事 を表示しています。

  2024年8月号(通巻367号) 2024年8月号(通巻367号)表紙

巻頭言・挨拶
アジアのパートナーとの熱い絆1
島村琢哉  日中経済協会副会長、AGC株式会社取締役兼会長
コロナ禍が明けて海外との往来が叶うようになり、かつて共に難題に取り組んだパートナーや、いま真剣にビジネスを拡大しようとするお客さまなど、多くの知己の皆さんと自由に再会できるようになったことは大変喜ばしいことだと思います。 /// 続きは本誌ご参照
FOCUS
初の日米比首脳会談から見る今後の米中関係2
中澤克二  日本経済新聞編集委員兼論説委員
太平洋に臨む日本、米国、フィリピンという3カ国の連携が強まっている。第二次世界大戦、太平洋戦争の終結から80年を前に、3カ国による新たな首脳会談、安全保障の枠組みが動き始めたのは注目すべきである。その主要なターゲットが中国であることは間違いない。中国は今、南シナ海、台湾周辺から西太平洋への進出を視野に入れている。この軍事的台頭にどう対処するのか。日米比3カ国の枠組みは、米中両国の「新冷戦」の行方を占う上でも極めて重要だ。 /// 続きは本誌ご参照
スペシャルレポート   中国の情報通信戦略
中国の5G政策と普及の現状および6Gに向けての展望6
真家陽一  名古屋外国語大学教授、日立総合計画研究所リサーチフェロー
よく指摘されていることだが、米中対立の背景の一つが「次世代のハイテク産業をめぐる覇権争い」だ。従って、当面の焦点はハイテク製品に関わる技術開発競争の行方にある。その代表事例が「第5世代移動通信システム(5G)」である。中国は3G・4Gの技術開発では出遅れており、3Gから4Gの時代に移行したのは、工業情報化部が通信大手3社に対し、次世代通信規格「TD-LTE」の商用免許を交付した2013年12月とされる。こうした反省に基づき、中国は早くから5Gの研究開発に着手しており、今や先行者を追う立場ではなく、情報通信技術を主導する立場にある。世界最大の情報通信大国として、中国は規模の優位性を背景に、情報通信分野におけるプレゼンスを急速に高めている。 /// 続きは本誌ご参照
中国通信事業者が展開する5G関連産業とサービス10
康佳慧  株式会社KDDI総合研究所コアリサーチャー
中国政府は5G商用化の初期段階から5Gユースケースの研究開発と社会実装に注力しており、政府から出資を受けている通信事業者は5Gサービスの社会実装の主役となっている。その結果、76%以上の国民経済分野に5Gが普及し、特に工業、製造、鉱業、医療、スマートシティ、自動運転などの分野で活発に利用されている。今後は、5.5Gの商用化に伴い、裸眼3D、クラウドスマホ、5GVoNRなどのコンシューマー向けサービスやAI機能の搭載が期待されている。 /// 続きは本誌ご参照
中国の情報通信ビジネス環境課題とスマート化政策動向14
日中経済協会関西本部
2024年の中国では、各地の外資誘致ニーズが一段と高まるなか、23年に国務院から発表されていたビジネス環境改善への政策的意見(11号文書)を踏襲し、これを具体化するためのアクションプラン(24項目)が示されるなど積極的な動きがみられる。しかし、特に市場参入規制やサイバー・データセキュリティ、個人情報保護関連規制等と密接不可分な情報通信分野に関しては、それら課題への懸念はなおも存続している。本稿では、中国の本分野のビジネス環境課題についての内外の視点をレビューするとともに、一部は規制に先んじ、あるいは並行して果敢に試行されてきたスマート交通、スマートシティ開発等の政策動向を整理し、中国でのビジネスアプローチへの参考に供したい。 /// 続きは本誌ご参照
米国と中国のデータ戦略・セキュリティの取組み18
岡野寿彦  株式会社NTTデータ経営研究所シニアスペシャリスト
中国政府「『データ要素×』3カ年行動計画」および米国「懸念国による米国人の機微な個人データおよび米国政府関連データへのアクセス防止に関する大統領令」(いずれも2024年)に象徴されるように、中国および米国のデータ戦略・セキュリティの取組みと両国間の攻防が本格化している。バージニア大学のアン・コカス教授著『トラフィッキング・データ:デジタル主権をめぐる米中の攻防』(岡野寿彦翻訳)のエッセンスを紹介したうえで、中国のデータ政策、米国の対抗の取組みを解説し、今後の展望と日本の取り組みについて私見を述べる。 /// 続きは本誌ご参照
「Intelligence of Things」時代の通信22
張云澤  華為技術日本株式会社広報部長
この1年間、複雑化した不安定な世界情勢により、経済再生は課題に満ちていた。歴史を振り返れば、蒸気機関技術がもたらした第1次産業革命にせよ、電力を中心とした第2次産業革命にせよ、あるいは情報技術による第3次産業革命にせよ、科学技術の進歩は世界を危機から救い、新たな活力を生み出す鍵となってきた。そして今、AIを中心とした第4次産業革命が世界的に注目されている。現在、ビジネス分析や意思決定の過程における課題の多くは、AI技術によって解決し得るものである。将来、AIの活用は世界経済の隅々にまで広がり、社会のあらゆる側面に影響を与えるだろう。AIは大量のデータを吸収・消費する必要があり、一方で膨大なデジタルコンテンツやサービスを生成し配信する。AI時代の通信技術は、これらのデータのユビキタス空間での高速通信を保証するだけでなく、クラウドとエッジコンピューティングを通じてソフトウェアとハードウェアの分散トレーニングと推論を実行し、インテリジェントなモノの相互接続-「Intelligence of Things」を実現する必要がある。 /// 続きは本誌ご参照
TOPICS
直近1年間の中国のマクロ経済動向および今後の展望26
佐々木悠子  日中経済協会調査部主任
中国の2024年第1四半期のGDP成長率は、前年同期比5・3%増と大方の予想を上回る結果となり、李強国務院総理は6月25日の夏季ダボス会議の開幕式で「中国経済は24年に入って回復傾向を維持している」と述べるなど、引き続き強気の姿勢を崩していない。一方、個別に見ると底が見えない不動産不況など楽観できない状況も並存している。 /// 続きは本誌ご参照
中国ビジネスQ&A
中国国内販売に伴う販売先の与信管理について30
MUFGバンク(中国)有限公司企業戦略部
中国国内での販路拡大を検討しています。内販拡大に伴う販売先の与信管理について、留意すべきことがあればその詳細について教えてください。 /// 続きは本誌ご参照
情報クリップ
2024年6月32
日中経済協会
「日中省エネルギー・環境技術データバンクマッチング交流会【第3回・深圳編】」を開催/「蘇州呉中(日本)投資状況説明会」に参加/信長星江蘇省書記が来日、交流会を開催/「2024蘇州(東京)ヘルスケア産業イノベーション協力マッチング交流会」に参加/「棲霞市―日本重点産業交流会」に参加青島市商務局一行が来会/「青島・膠州市五大新城経済貿易交流協力会」に参加/山東省外事弁公室一行の来会 /// 続きは本誌ご参照

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