日中経協ジャーナル。

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2013年7月号(通巻234号) / 1冊12記事 を表示しています。

  2013年7月号(通巻234号) 2013年7月号(通巻234号)表紙

巻頭言・挨拶
経験の共有から見える関係改善への活路1
槍田松瑩  三井物産株式会社取締役会長、日中経済協会副会長
私が最初に中国を訪れたのは1990年のことで、当時の熊谷社長の秘書として当社の訪中団に同行する形で出張をしました。当時の中国は、まだまだ閉ざされた国という印象が強かったのを覚えています。鄧小平氏が南巡講話を行い、上海に保税区現法設立が認められる2年前の事です。 /// 続きは本誌ご参照
スペシャルレポート   中国高齢化社会への挑戦
中国高齢化社会の到来2
沈潔  日本女子大学教授
急速な経済成長と共に、中国は今、急ピッチで進む社会の「高齢化」においても、世界から注目されている。なんと中国は世界高齢者人口の20%をも抱えている。一人っ子政策は、中国の人口・社会構造のゆがみをもたらし、高齢化問題はさらに深刻になっている。中国はいかにこの問題に対応すべきなのか。本稿は中国高齢化社会の課題と今後の展望を論じたものである。 /// 続きは本誌ご参照
シルバー産業振興の課題と展望7
邵永裕  みずほコーポレート銀行中国営業推進部調査役博士(学術)
日本に匹敵するほどの速さで高齢社会を迎える中国では、社会保障制度整備不足の現状改善と新5カ年計画期(2011~15年)の制度充実および高齢者事業の産業化(シルバー産業)による市場需要の促進を目指す政策強化が進められており、中国内外企業のシルバー産業への参入にとって有利な市場環境が創出されつつある。本稿はこうした政府政策と企業動向を紹介した上、地域格差や産業の経験・ノウハウ不足とビジネスモデル未確立などの課題を克服するためにも、中央・地域政府の政策支援に加え、日本を主とする先進国とのアライアンスも重要かつ可能であることを展望的に考察する。 /// 続きは本誌ご参照
日本式介護サービスを中国でも―現場の視点から12
田中克幸  株式会社リエイ海外事業開発部長兼理愛(北京)企業管理諮詢有限公司董事
「祖母はすでに高齢(90歳)で先も短く、薬は(代金がもったいないので)買いませんし、医者にも行きません」。それは、ある認知症入居者を巡るご家族との会話でのこと。この発言に多少ショックを受ける一方、正に私たちが知りたい中国人ご家族の心情に触れた貴重な機会でした。当社は「中国人高齢者とご家族にとって、今、必要な介助・介護サービスは何か?」を知るために、高齢者向けモデル施設(北京市海淀区)の運営に取り組む中、日々重要なヒントを得ています。本稿では、中国市場にほとんど馴染みの無い介護事業サービス経過の視点から、ビジネス要点を整理し記述しています。多少なりとも読者の皆さまのビジネスヒントにつながれば幸いです。 /// 続きは本誌ご参照
日中関係アーカイブシリーズ   日中関係―その時と私
第15回:金融交流を通じた様々な思い出16
三木繁光  株式会社三菱東京UFJ銀行特別顧問、日中経済協会副会長
私が初めて中国に行ったのは1985年の秋です。私は銀行で中堅中小企業融資担当の部長をやっていて、有志の企業経営者12、3人と中国に行ったのが最初でした。その時の中国の印象は非常に強烈でした。北京から上海、広州、深圳、そして香港に行きましたが、まず北京に着いたらとにかく自転車が「うわー」と走っている、バスには鈴鳴り状に人が乗っている、停留所では大勢の人が群がって、来たバスに先を争って乗ろうという状況でした。 /// 続きは本誌ご参照
CHINA TREND CHECK
上海オフィスワーカー採用事情20
横山達也  日中経済協会上海事務所長
「これまでの経験を活かし、信頼されるスタッフとして頑張りたい」、「日本と中国の経済や文化の交流の懸け橋になりたい」―。若い受験者たちは、リクルートスーツに身を包み、多少緊張した面持ちではあるものの、滑舌の良い声を響かせた。中国では2013年に卒業する大学生が過去最多の699万人となるが、就職率は4月中旬で3割に達していないとの報道も出る中、日系企業に職を求める人材も多く、競争は厳しさを増している。注1一方で、雇用する日系企業にとっても、人件費の高騰などの経営面での圧力と向き合いながら、いかにして有能な人材を獲得するのかは大きな課題となっている。このほど、当協会上海事務所で新たなスタッフを採用した経験を踏まえ、最近のオフィスワーカー採用の一例を紹介したい。 /// 続きは本誌ご参照
現地便り
上海、羊肉偽装事件、食の安全性に不安の声23
卞静  日中経済協会上海事務所
中国では、「民は食をもって天となす」という諺がある。物が不足した時代には、満腹を求めるため、食は何よりも大事なこととされていたが、豊かになった今日では、後を絶たない食品事故で、生活の中でも食の安全性が一番注目を浴びている。上海では3月に主要水源の黄浦江から1万匹以上の豚の死骸が回収され、4月に鳥インフルエンザが流行し、5月には偽装羊肉の騒ぎになっている。 /// 続きは本誌ご参照
Local Voice
なぜ蘇州高新区なのか―ハイテク産業開発区の今をみる24
王平  中国蘇州市人民政府蘇州高新区日本事務所長
蘇州高新区は、選ばれた国家ハイテク産業開発区の中でも、日本企業を大切にするという明確な意思を持った国家級開発区です。1995年、ほかの開発区に先駆け日本事務所を設置し、運営を司る現地の管理委員会では日本語が堪能なスタッフ(約20人)が日本企業の立場に立ったきめ細かなサービスを提供しています。そして、高新区内には、文部科学省から派遣される教員が指導する、生徒数600人の日本人学校も設置されています。そうした努力が実り、蘇州の対外開放20周年を迎えた昨年では、日本からの進出企業が遂に500社を突破し、蘇州経済の中核となりました。さらに、現在は、産業構造のグレードアップに向けて、「2+3」産業構造を構築しています。中でも、医療機器産業に対する支援は厚く、対中ビジネスの高度化を目指す日本企業へのサービスが、いっそう充実したものとなりました。 /// 続きは本誌ご参照
省エネ・環境コーナー
「北京市クリーン空気行動計画」を読む2―粉塵対策と環境管理26
松村眞  環境企画主宰
6月号の「北京市クリーン空気行動計画」を読む(1)―基本原則と総量抑制に引き続いて、北京の大気汚染防止対策を網羅した「北京市クリーン空気行動計画(2011―15)」を主に引用して、その具体的な対策を読み解いていきたい。 /// 続きは本誌ご参照
中国ビジネスQ&A
特許意匠物品の無断「使用」と中国意匠特許制度の未解決問題30
中島敏  中島敏法律特許事務所弁護士・弁理士
中国のホテルAで開かれたパーティに出席したところ、当社が中国で意匠特許権を取得している照明器具のそっくり品がホールで使用されているのを発見しました。また、街なかの照明器具販売店Bのショーウインドーにも同じ照明器具が展示され、売値もついていました。AやBに対して、どのように対処することができるでしょうか。 /// 続きは本誌ご参照
情報クリップ
2013年5月32
日中経済協会
第7回理事会開催/第12回中国大学生《走近日企・感受日本》訪日団を受入れ、企業・大学・社会文化施設を視察/中国人洋画家・張晶氏の絵画展(主催:東京中国文化センター他)開幕式に岡本巖理事長が出席/「第8回中国中部投資貿易博覧会」(主催:商務部)に参加、当会北京事務所が「中部6省ビジネスラウンドテーブル」などの分科会を開催/程永華駐日中国大使一行が、三井不動産の運営する「柏の葉スマートシティミュージアム」を視察/日中長期貿易協議委員会「第38回定時委員会・理事会、第73回常任理事会」開催 /// 続きは本誌ご参照
東北コーナー
JCNDA NEWS 2013年5月の日中東北開発協会の活動から32
日中東北開発協会
遼寧省対外貿易経済合作庁・孫副処長一行来会/NPO北東アジア輸送回廊ネットワーク(NEANET)会員総会開催 /// 続きは本誌ご参照

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