日中経協ジャーナル。

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2014年3月号(通巻242号) / 1冊13記事 を表示しています。

  2014年3月号(通巻242号) 2014年3月号(通巻242号)表紙

巻頭言・挨拶
中国の変化を感じること、交流を継続すること1
朝田照男  日中経済協会副会長、丸紅株式会社代表取締役会長
巻頭にあたり、中国ビジネスを進めていく上で日頃から大切だと感じている点を二つ述べさせていただきます。一つは中国の変化を感じること。もう一つは交流を継続することです。私は社長に就任した2008年から、毎年中国を訪問し、各地に足を運んで中国の企業や政府、諸団体のトップの皆様と交流を進めています。この間、中国は10年にGDP総額で日本を抜き世界第2位となり、国際社会の中での位置付けも益々重要になるとともに、超高度経済成長から経済発展構造の転換に軸足を置き、国民全体の生活レベルの底上げを重視していく転換点に差し掛かっています。こうして毎年中国に足を運ぶのは、中国の変化を自ら肌で感じるようにしたいとの思いからです。11年には上海から北京への移動を、開業して間もない高速鉄道で移動することで、日本で新幹線に初めて乗った故鄧小平氏に思いを馳せ、また、中国での利便性が今後も益々進んで行くことを確信しました。 /// 続きは本誌ご参照
スペシャルレポート   中国サービス産業振興
中国eコマースの現状と将来展望2
上田浩平  みずほ銀行(中国)有限公司中国営業開発部、みずほ銀行e-ビジネス営業部上海駐在調査役
旺盛な個人消費需要を背景に躍進を続ける中国eコマース市場(以下、EC市場)で圧倒的なシェアを誇るアリババ・グループ。当行は、広範な分野での業務協力を行うべく、2013年11月19日に同グループと業務協力覚書を締結した。本稿では、各種統計データおよびマーケットリーダーであるアリババ・グループのEC市場での取り組みを通して、中国EC市場における現状を分析するとともに、今後の将来展望について考察する。 /// 続きは本誌ご参照
宅急便からトータルソリューションで中国物流を変える6
本間耕司/山中純  ヤマトロジスティクス株式会社執行役員社長補佐兼グローバル事業推進室長/ヤマトホールディングス株式会社グローバル事業戦略担当マネージャー
ヤマトホールディングスは、企業間物流から個人への宅急便配達まで、着実に中国での市場を獲得しつつ、変化する中国の物流業界に挑んでいる。独自のITインフラによる荷物の追跡、効率的で輸送品質を保つ積載技術と管理方法など、これからの中国に必要とされる物流ソリューションや中国物流事情を同社に聞いた。 /// 続きは本誌ご参照
プラットフォームによる中国IT市場進出10
堀池武史  東忠集団副総裁事業発展部総経理
10数年発展を続けている中国に対して、日本IT企業の関わり方も大きく変わってきている。以前は日本市場に向けて、コストダウンを主目的とした生産工場的な役割や、コールセンター、データセンターなどの事業アウトソースとしての役割を中国に求めてきた。最近では、特に中国沿岸地域の人件費の高騰や日本の円安傾向により、そのような役割から中国を市場として捉えた見方に大きく変わろうとしている。ただ、日本企業が中国市場を取り込む際には多くの困難が存在している。以降にその問題点とそれを実際に解決しているある会社の一つの解決方案を紹介したい。 /// 続きは本誌ご参照
電子証明書によるネットワークセキュリティ対策と業務プロセスの継続的な改善―日中の拠点が連携して、安全かつ効率的に業務を遂行するために14
西中芳幸  インタセクト・コミュニケーションズ株式会社テクノロジーディレクター
急増するインターネット利用者を背景に、中国ではインターネットによる情報漏洩の被害などが多数発生し、中国国内の利用者だけでなく、中国へ進出する日本企業にとっても、ネットワークセキュリティなどは重要な課題である。本文は、中国における電子証明書やタイムスタンプなどの普及に触れながら、ネットセキュリティの実用例を紹介する。 /// 続きは本誌ご参照
拡大するシルバー産業―日本企業への期待18
葉健栄  株式会社国際マーケティングサービス代表取締役
急速に社会の高齢化が進む中国では、2013年末には60歳以上の人口が2億人を超え、2050年には総人口の30%を占める4.5億人に達する見込みである。民間資本の導入や多様な介護サービス体制の構築といった中国政府の方針により、海外企業が参入する可能性が広がっている。しかし、生産工場から世界で最も潜在力のある市場へと転向しつつある中国の市場開拓には、複雑な中国事情を理解することが不可欠である。本文は海外企業の可能性、リスク、役割等に焦点を当て、今後期待される中国高齢者介護分野の現状、課題と展望について分析する。 /// 続きは本誌ご参照
補論:期待される制度革新と規制緩和22
日中経済協会企画調査部
中国の2011~15年の第12次五カ年計画では、サービス産業を大幅に発展させることによって、投資および外需主導から内需による経済発展方式への転換が提起され、GDPにおける第三次産業の割合を10年の43%から15年に47%まで向上させることが予測性の主要指標に位置付けられた。 /// 続きは本誌ご参照
Local Voice
徳陽経済技術開発区―西部トップのハイテク産業基地をめざして24
徳陽経済技術開発区
四川省は中国東西の重要な経済結合点であり、限られた資源の密集エリアの一つでもある。経済規模は常に中国西部のトップに立つ。今号では、四川省「徳陽経済技術開発区」の戦略と特徴を紹介する。 /// 続きは本誌ご参照
CHINA TREND CHECK
中国で響く日本の技術―伸び行く中国の楽器市場と、音楽教育熱26
横山達也  日中経済協会上海事務所所長
「海の男たちのうた」「イン・ザ・ムード」「世界に一つだけの花」――。揃いの落ち着いた衣装に身を包んだ演奏者たちが生み出す美しい旋律は、会場につめかけた日中の観客約700人を魅了し、2時間以上に及ぶ演奏会が終わると、会場は和やかな雰囲気に包まれた。2013年のクリスマス間近のある日、上海市中心部にある上海音楽学院コンサートホールでは、上海ブラスバンドの演奏会が開かれた。同ブラスバンドは、上海に駐在する日本人の愛好者を中心に、中国人も加わって04年に結成された楽団で、演奏会は18回目。今回は「つながろう 上海と日本」をテーマに、約80人のメンバーが、クラシックや歌謡曲の演奏のほか、ビッグバンドなども披露した。観客のおよそ半分は中国人。同僚や家族のほか、楽器を学んでいる多くの子供たちが来場し、熱心にステージを見つめ続けた。中国では、著しい経済成長に伴い、以前は一部の人しか手に入らなかった高価な楽器も普及が進んでいる。あわせて、半ば専門職として限られた人たちが受けていた音楽教育も一般化し、趣味としての音楽の裾野は拡がっている。これらの高まる楽器ニーズや音楽教育熱を背景に、日本の楽器メーカーの展開も進んでいる。 /// 続きは本誌ご参照
現地便り
中国人訪日旅行の新しい傾向―「アイドル」コンテンツをきっかけとしたツーリズムの考察29
丁暁婷  日中経済協会上海事務所
先進国における海外旅行者の年齢層が主として中高年であるのに対し、中国ではその主力を20~40代の若年・中年層が担っている。彼らは、かつて一般的であった団体ツアー形式の旅行に興味を示さない傾向にある。2014年も彼らのように個人で海外旅行をする人々がさらに増えると予想されるため、より個性的なオリジナルツアーが必要となるだろう。 /// 続きは本誌ご参照
中国ビジネスQ&A
中国の行政改革と外資への影響30
池上隆介  池上事務所取締役
最近、中国で「政府の職能転換」という言葉をよく耳にしますが、具体的にはどういうことですか?また、外資にどういう影響があるのでしょうか? /// 続きは本誌ご参照
情報クリップ
2014年1月32
日中経済協会
2014年日中新年賀詞交歓会を開催/石炭取引交流会を開催/山東省商務庁一行が来会/山東省鉄鋼業訪日団を受入れ/公開セミナー開催/Inter Aqua 2014(第5回国際水ソリューション総合展)へ出展/平成25年度業務諮問部会を開催 /// 続きは本誌ご参照
東北コーナー
JCNDA NEWS 2014年1月の日中東北開発協会の活動から32
日中東北開発協会
「北東アジア輸送回廊の10年のあゆみシンポジウム」開催 /// 続きは本誌ご参照

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