日中経協ジャーナル。

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2023年3月号(通巻350号) / 1冊11記事 を表示しています。

  2023年3月号(通巻350号) 2023年3月号(通巻350号)表紙

巻頭言・挨拶
日中の共通課題への挑戦1
安川健司  日中経済協会副会長、アステラス製薬株式会社代表取締役社長CEO
日中国交正常化50周年の節目を迎えた2022年11月、約3年ぶりとなる日中首脳会談が開催されました。会談の中で両国首脳は、環境・省エネを含むグリーン経済や医療・介護・ヘルスケアの分野等での協力を後押ししていくことで一致しました。同じく昨年11月に開催された日中企業家および元政府高官対話でも、当社を含めた両国の複数企業と政府がヘルスケア・介護分野について議論し、両国共通の重要課題である高齢化への取り組みについて意見交換を行いました。新型コロナウイルス感染症の拡大などにより減少していた日中間の交流が今後も継続され、お互いの強みを活かした連携が促進されることを期待しています。 /// 続きは本誌ご参照
FOCUS
ウクライナ戦争で色分け濃くなる民主主義VS権威主義2
神子田章博  日本放送協会解説委員室解説主幹
トランプ前政権時代の貿易摩擦から始まった米中対立は、ロシアのウクライナ侵攻を経て、民主主義国家と権威主義国家という世界の色分けにつながっている。また2022年10月の共産党大会で習近平総書記が台湾統一への強い意欲を示したことで、台湾への武力侵攻のおそれが強まっているという見方が広まるなど、中国脅威論が一段と強まっている。しかし、経済という観点から見れば、中国の成長力は構造的な減速要因を抱え、決して万全の状況とは言えない。米中の経済力の現在と未来、アジアをめぐる覇権争いの行方、そして台湾有事の可能性について考えていきたい。 /// 続きは本誌ご参照
スペシャルレポート   中国的余暇の過ごし方
経済成長がもたらすゆとり多様化する趣味・嗜好とビジネスチャンス6
横山達也  日中経済協会調査部次長
あなたの趣味は、何ですか。この問い掛けは、日本語に限らず、英語でも中国語でも、他の多くの言語でもほぼ同じように通じる。どの国でも、どの民族でも同じ意味の言葉が存在するということだ。仕事や家事から解き放たれて、趣味に時間を費やすということは、その時間を支える経済的・精神的なゆとりが必要となる。いま中国では、改革開放以後の急激な経済成長を経て、趣味を楽しむ時間(余暇)を持つ人々が増えている。そこには、新たなビジネスチャンスや、交流の可能性が秘められている。本稿および今回のスペシャルレポートでは、中国の人々の暮らしの変化に基づく余暇の過ごし方に焦点を当て、興隆する趣味の一端を紹介するとともに、一方では、その余裕を持てない厳しい現実に直面する若者たちの声にも耳を傾けたい。 /// 続きは本誌ご参照
中国のワークライフバランスの変化と現状―時間配分に劇的変化10
李雪連  丸紅経済研究所シニア・アナリスト
中国人の時間の使い方は、10年前と比べて驚くほど大きく変わり、ワークライフバランスが劇的に改善した。急ピッチで導入された地下鉄による通勤時間の大幅な短縮や、有給休暇や育児休暇の推進・強化といった政府の多様な措置がその背景にある。中国人の生活が豊かになり、働き方も変わり、自身のために費やす時間が増えるなど、高度成長期の「働きバチ」一辺倒の雰囲気とは異なる経済的・精神的なゆとりが生じている。これは今後、中国市場を開拓する際に押さえるべき最大のポイントと言える。 /// 続きは本誌ご参照
大失業時代の中国 若者が直面する過酷な労働環境14
姫田小夏  フリージャーナリスト、アジア・ビズ・フォーラム主宰
中国では景気の後退や突然の政策変更などにより、若者が仕事を失うといった不安定な時期が続いていた。加えてゼロコロナ政策の封鎖措置が企業の倒産を増やし、2022年末の政策終了ではゼロコロナ産業を支えてきた層が職を失うなど、中国の若者はこれまでにない苦境に立たされている。こうした“大失業時代”のもとで、学歴偏重がさらに進む一方、脱落する若者の間では「諦めムード」が高まる。中国の若者が直面する過酷な労働環境を追った。 /// 続きは本誌ご参照
中国で見たプラモデル群雄割拠の時代18
佐藤南美  月刊「アーマーモデリング」編集部副編集長
日本の模型・プラモデルは、長年にわたり多くの人々に愛されてきた趣味であり、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による巣ごもり需要でその楽しさが見直され、再びブームを迎えている。今では生産が追い付かないメーカーもあるほどだ。一方、中国でもプラモデルやフィギュアペイントなどの「模型趣味」が近年、急速に盛り上がりを見せ、日本の人気と同様の活況を呈している。本稿では、筆者が戦車模型の専門誌である『月刊アーマーモデリング』の副編集長として各地で取材した経験を踏まえ、人気の余暇の一つに成長した中国プラモデル事情を紹介したい。 /// 続きは本誌ご参照
中国のアウトドアブームコロナ禍が人気を後押しライフスタイルとして定着22
岩下祐一  繊維ニュース上海支局支局長
中国でこの数年、アウトドアが盛り上がっている。キャンプを気軽に楽しむ「グランピング」がブームとなり、おしゃれなキャンプ用品やアウトドア風ファッションの国内外ブランドが存在感を示す。テレビのバラエティー番組がキャンプを取り上げ、自動車メーカーがアウトドアをテーマにCMを打ち出すなど、アウトドアのイメージもアップしている。中国では新しいレジャーだが、若者やファミリー層の間では、既にライフスタイルとして定着しつつある。 /// 続きは本誌ご参照
最近の中国人若者のレジャー―外へ行こう26
安琦  元日中経済協会北京事務所職員
中国では、新型コロナウイルス感染症対策として、ゼロコロナ政策が長期間にわたり実施された。外出などが厳しく制限される中で、現地の若者たちはどのように過ごしたのか。厳しい現実と向き合いつつも、手探りで日々のゆとりを求めたZ世代の声を聞いた。 /// 続きは本誌ご参照
インタビュー・座談会・講演録   インタビュー「この人に聞く」
言葉をつなぐ―伝えることの難しさと伝わることの喜び 通訳者 杉本智生さん28
横山達也(聞き手)  日中経済協会調査部次長
外国企業との商談や要人との会談など、重要な交流シーンで欠かせないのが、プロの通訳者。国交正常化50年を経て、日本企業が3万以上の拠点を構えている中国との交わりにおいても、あらゆる場面で数多くの通訳者が活躍している。この中でも、杉本智生さんの名前を耳にしたことのある人は多いだろう。日中の経済交流の黎明期から40年以上にわたり、常に第一線に立ち続けるベテラン通訳者であり、両国の連帯を支えてきた裏方の立役者だ。新型コロナウイルス感染症により久しく途絶えていた日中間の往来が本格化するのを前に、杉本さんにこれまでの苦労や経験、通訳者を目指す若者たちへの思いなどを聞いた。 /// 続きは本誌ご参照
中国ビジネスQ&A
中国における商業賄賂規制の最新動向および企業側の対応について30
趙雪巍  金誠同達法律事務所シニアパートナー・中国弁護士
習近平政権の重要な課題の一つとして「腐敗防止」が掲げられていますが、3期目への突入後、贈収賄の取り締まりがさらに強化されるとも考えられます。当社では先日、「中国の商業賄賂規制に大きな変化が起こり得る」といううわさを耳にし、かなり神経を尖らせているところです。そこで、中国の商業賄賂規制における最新動向および外資企業として必要となる対応について教えてください。 /// 続きは本誌ご参照
情報クリップ
2023年1月32
日中経済協会
2023新年賀詞交歓会を開催/「2023中国(深圳)-日本(東京)経済貿易交流会」を後援/「上海市浦東新区および上海自由貿易試験保税区域最新政策説明会」を後援/「天津市投資環境説明会と日中企業貿易商談会(東京・大阪)」に協力/賛助会員特別セミナー「激動の北京50日間の記録と、アフターコロナに向けて」を/日本中華總商会「迎春会」への参加 /// 続きは本誌ご参照

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