日中経協ジャーナル。

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2022年8月号(通巻343号) / 1冊10記事 を表示しています。

  2022年8月号(通巻343号) 2022年8月号(通巻343号)表紙

巻頭言・挨拶
香港・華南地域、成長を取り込んで1
國分文也  日中経済協会副会長、丸紅株式会社取締役会長
私は2003年から2005年にかけて2年間、香港に駐在し、香港・華南地域のビジネスに取り組みました。当時の中国はWTOに加盟した直後で、様々な規制緩和が進み、加工貿易型の製造業を中心に日系企業の対中投資も積極的に行われていました。香港もまた、対中投資のゲートウェイとして、SARS(重症急性呼吸器症候群)の影響で落ち込んでいた経済を再び成長軌道に戻しつつあり、活気にあふれた街だったことを今でも懐かしく思います。 /// 続きは本誌ご参照
FOCUS
CASE革命による新たなモビリティ社会像と日中連携の視点2
福永茂和  経済産業省製造産業局自動車課ITS・自動走行推進室長
現在、世界の自動車産業は、CASE革命によるパラダイムシフトを迎えている。中国はEVや蓄電池の市場導入で世界を先導しているが、我が国も昨年、グリーン成長戦略を策定し、官民挙げて電動化に向けた取り組みを抜本的に強化している。今後は、電動化に加えて自動運転などのデジタル化が一層進展していくと見込まれ、独自の進化を遂げる中国の自動車産業に対し、我が国がどのように向き合うべきか、筆者の中国での勤務経験も踏まえ考察する。 /// 続きは本誌ご参照
スペシャルレポート   中国のモビリティ情勢と未来へのビジョン
加速する中国自動車業界の電動化シフト6
湯進  みずほ銀行ビジネスソリューション部主任研究員、中央大学兼任教員、上海工程技術大学客員教授
中国検索エンジン最大手の百度(バイドゥ)と中国大手自動車メーカー吉利汽車の合弁企業、集度汽車(Jidu Auto)は2022年6月8日、メタバース(仮想空間)で電気自動車(EV)第1号モデル、「ROBO-01」を発表し、6月18日にはソニーとホンダは合弁企業を立ち上げ、25年に、高付加価値EVの販売とモビリティサービスの提供を開始すると発表した。クルマの電動化が進行することで、テック企業と自動車メーカーの協業機会が増えている一方、「100年に一度」と言われる自動車業界の大変革は新たな段階に突入すると言える。 /// 続きは本誌ご参照
中国政府主導のV2X協調型MaaSメカニズムの形成および都市OSへの浸透によるバリューの実現10
何剣  野村総研(上海)咨詢有限公司産業一部総監
中国でのMaaSは、地方政府が示す公共交通を優先的に強化するという方針に沿って、技術面ではベンチャー企業が、資本面では関連事業者が参入するというパターンで推進されている。その目指す方向は、都市圏5G+C-V2X型のプラットフォームを形成しつつ、安全・快適・低排出・低コストというニーズを満たすサービスの実現や育成である。MaaSオペレーターが単体で黒字化するにはハードルが高いが、中国では「ネット・プラットフォーマー」牽引型のエコシステムが形成されているという背景があり、MaaS事業が都市OSまで浸透することによって新ビジネスが生まれる可能性が存在する。 /// 続きは本誌ご参照
新段階の中国ICV標準制定の進展と趨勢分析14
王兆/孫航/張路  中国汽車技術研究中心有限公司首席専門家汽車標準化研究所所長/同所智能網聯部部長/同所智能網聯部工程師
インテリジェント・コネクティッド・ビークル(訳注:原文は「智能網聯汽車」、ICVと略す)の発展は新たな段階に入り、中国では、2021〜25年に向けたICV標準制定計画策定とともに、当該計画に基づく標準制定が行われてきた。本文では、中国の新段階のICV関連管理政策を分析するとともに、ICV標準の制定および国際標準法規との調和の現状を紹介し、標準制定計画に基づく中国の今後のICV標準制定の動向について概説する。 /// 続きは本誌ご参照
中国の自動車業界におけるデータ・個人情報の規制18
森規光/呉馳  森・濱田松本法律事務所弁護士/同中国律師
近年、中国においても、自動車と情報技術との融合によって、自動車の情報化(いわゆるInternet of Vehicles〔IoV〕)が急速に進んでいる。こうしたIoVや自動運転等の新技術の発展に伴い、自動車分野のデータや個人情報の重要性が高まると共に、その保護も課題となってきている。また、自動車分野の先進的なデータや大量の個人情報は、国家安全の観点からも規制の対象となってきている。中国では、2021年からデータや個人情報に関する法令が整いつつあるが、特に自動車業界におけるデータや個人情報に関して特別な規制を推進してきている。本稿では、これらの自動車業界におけるデータや個人情報に関する法規制の動向と実務上の留意点について解説する。 /// 続きは本誌ご参照
中国の自動運転・MaaSにおける政策の現状と注目点22
平槇早彌佳  日中経済協会業務部
従来の製造業にとどまらない形で発展を続ける自動車業界は、世界的な変革期を迎えている。中国でも2020年10月に発表された「新エネルギー自動車産業発展計画(2021~35年)」において、高度自動運転・ICV(インテリジェントコネクテッドビークル)の商業運用や、ワンストップ型のサービスプラットフォームの構築を目指すことが示され、自動車大国から自動車強国への流れが加速している。本稿では、中国の自動運転・MaaSに焦点を絞り、政策の現状と注目点を整理したい。 /// 続きは本誌ご参照
Local Voice
中国東北地域における自動車製造工業の現状26
高振海/何磊  吉林大学汽車工程学院院長・教授/吉林大学汽車仿真与控制国家重点実験室教授
中国の六大自動車産業集積地の一つに数えられる東北クラスターは、長春市を中心に一汽集団、一汽大衆、華晨宝馬、哈飛集団等の自動車メーカーを擁している。伝統的な自動車工業を支える分厚い産業基盤、全国トップレベルの完成車製造能力、十分に整備された自動車関連工業システムを背景として、自主ブランドに優位性を持つ自動車メーカー群が形成されてきた。科学技術の発展に伴って自動車製造業にも新たな変革が訪れ、新エネルギー車や自動運転車が生まれている。旧来の伝統的な自動車産業が集積する東北クラスターも積極的に改革に臨んでいるが、産業の高度化と構造転換を如何にして進めるかは、地方政府によるハンドリングだけではなく、投資者の判断も必要になってくる。本稿では、東北地域の立ち位置から見たNEVや自動運転車の発展の現状を論ずる。 /// 続きは本誌ご参照
中国ビジネスQ&A
中国におけるカーボンニュートラル政策の進展30
MUFGバンク(中国)有限公司リサーチ&アドバイザリー部
中国政府が近年カーボンニュートラルに注力し、様々な政策を発表していると聞いていますが、その詳細について教えてください。 /// 続きは本誌ご参照
情報クリップ
2022年6月32
日中経済協会
日中省エネ・環境技術データバンクマッチング交流会を開催/王焱侠女史の来日/中日(唐山)重点産業プロモーション会に参加/陝西省-京津冀先進製造外資企業協力交流会およびプロジェクト契約会に協力/江蘇省―日本新素材産業協力交流会を後援/第2回賛助会員セミナー /// 続きは本誌ご参照

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